2019年10月の消費税率引き上げへの対応を検討、補てん率の誤差が発覚(厚労省)
2018/07/26
厚労省は7月25日、医療機関等における消費税負担に関する分科会を開催し、2019年10月の消費税率引き上げへの対応を検討するうえで、消費税率8%への引上げに伴う補てん状況の把握結果をもとに議論した。
消費税率8%への引き上げに伴う補てんは2014年4月に行われ、2014年度の補てん状況調査では補てん率が102.07%と報告されていたが、実際には2016年度時点の補てん率は約92.5%にとどまり、とりわけ特定機能病院をはじめとする急性期病院での補てん不足が顕著となっていた。
今回明らかになった医療機関種類別の補てん率の誤差が発覚したことで、今後の正確な算出法を検討するとした。