特養のICT機器の導入状況等調査、業務効率や負担軽減等の導入効果(WAM)
2018/07/04
福祉医療機構(WAM)はこのほど、「社会福祉法人経営動向調査」に関する最新の2018年6月調査の結果を公開した。
特別養護老人ホームにおけるICT機器の導入状況等調査の結果によれば、施設の導入実績が多いのは「タブレット端末」「見守り機器」などで、全体の約3割の施設で導入していた。
導入してよかった機器としては「タブレット端末」「見守り機器」「ロボット(移譲介助・非装着型)」等があり、その理由として「業務の効率化」や「事故防止」、「職員の負担軽減」などが挙げられた。
導入形態は、各種ロボットや見守り機器については補助金を活用し購入したケースが多い一方で、タブレット端末やスマートフォン、着圧センサー等は補助金を利用せずに購入したケースが多かった。全体的にリースやレンタルでの導入は少数であった。