麻疹流行の終息宣言、ワクチンの接種率を高めることが課題に(沖縄県)
2018/06/12
沖縄県は6月11日、麻疹(はしか)流行の終息宣言を行った。沖縄県で麻疹が確認された3月20日以降、感染者が県内全域に拡大し、5月15日までに99名の患者が確認されていた。
このほど、5月11日に医療機関を受診した患者を最後に4週間新たな患者が発生していないことから、麻疹の流行が終息したと判断した。はしか対策にはワクチン接種が有効だが、今回の感染者は7割が未接種か、接種したかどうか不明であったため、全国的にワクチンの接種率を高めることが課題となっている。