全国保健医療情報ネットワークと保健医療記録共有サービスの課題と対応(厚労省)
2018/05/14
厚労省は5月10日、医療等分野情報連携基盤技術ワーキンググループを開催し、全国保健医療情報ネットワークと保健医療記録共有サービスの課題と対応について議論した。
保健医療記録共有サービスでは、レセコン等から標準化されたデータを自動収集し、病院・診療所・薬局間で双方向連携の実現を目指している。
費⽤便益のバランスのとれた全国ネットワークを構築するには、「全国的なデータの標準化の推進」「費用便益を確保するための効率的なネットワーク構築」「継続的な運営体制とガバナンス」といった3つのポイントがあり、導入に向けてデータ項目や収集方法等の決定、医療機関等の利用料負担(コスト)が大きな課題となっている。