山形県と福島県で地域医療連携推進法人を認定、これで全国6法人(都道府県)
2018/04/04
山形県は4月1日、地域医療連携推進法人に日本海ヘルスケアネットを認定した。日本海ヘルスケアネットは山形県酒田市の日本海総合病院を中心に、医師会や歯科医師会、薬剤師会の各団体が参画した全国初の事例として注目を集めている。
また、福島県でも4月1日、地域医療連携推進法人に医療戦略研究所を認定した。医療戦略研究所は福島県いわき市の医療法人と社会福祉法人による4法人が参画した法人である。今回の地域医療連携推進法人の認定により、愛知、広島、鹿児島、兵庫県の法人に次いで合計6法人となった。
地域医療連携推進法人は、地域医療構想の実現に向け、地域の医療機関相互間の機能の分担・連携を推進し、質の高い医療を効率的に提供するために、医療法の改正により2017年4月から施行された制度である。
医療機関の機能の分担及び業務の連携を推進するための方針を定め、当該方針に沿って、参加する法人の医療機関の機能の分担及び業務の連携を推進することを目的とする一般社団法人を、都道府県知事が地域医療連携推進法人として認定している。