2018年度病床機能報告制度の見直し、有用な項目の追加を検討(厚労省)
2018/03/29
厚労省は3月28日、地域医療構想に関するワーキンググループを開催し、地域医療構想調整会議における議論の進捗状況を踏まえて議論した。
2018年度における病床機能報告制度の見直しでは、今般の診療報酬改定を踏まえた報告項目の名称変更や見直しに対応する必要がある。この他、調整会議の議論が活性化するよう、各都道府県における独自の分析や取り組みを参考にしながら、地域医療構想の達成に向けて、有用な項目の追加を検討していくとした。
各都道府県の独自の工夫では、高知県は区域をサブ区域に分割してよりきめ細かい調整会議を開催している。佐賀県では行政は予報精度の向上、医療機関は立ち位置の決定という役割分担を確認したうえで推進している。