2016年度地域保健・健康増進事業報告の概況を公表(厚労省)
2018/03/08
厚労省は3月7日、2016年度地域保健・健康増進事業報告の概況を公表した。
地域保健・健康増進事業報告は、地域住民の健康の保持及び増進を目的とした地域の特性に応じた保健施策の展開等を実施主体である保健所及び市区町村ごとに把握し、国及び地方公共団体の地域保健施策の効率的・効果的な推進のための基礎資料を得ることを目的とした統計である。
市区町村が実施したがん検診の受診率は、「胃がん」8.6%、「肺がん」7.7%、「大腸がん」8.8%、「子宮頸がん」16.4%、「乳がん」18.2%となっている。市区町村のがん検診受診率の分布では、がん検診受診率が「0~10%未満」と低い市区町村数は「肺がん」が最も多く、次いで「大腸がん」、「胃がん」となっていた。