オンライン診療の法令解釈や位置づけを明確にするためガイドライン策定へ(厚労省)
2018/02/13
厚労省は2月8日、情報通信機器を用いた診療に関するガイドライン作成検討会の初会合を開催した。
情報通信機器を用いたオンライン診療は診療報酬上の評価が点数化(オンライン診療料70点、オンライン医学管理料100点)されたものの、不明瞭な診療の位置づけを明確化させるためにガイドラインの策定を開始した。
遠隔診療はもともと離島、へき地、在宅糖尿病患者等で勧められてきた経緯があるが、ICTを活用した今般の診療形態の登場により、名称の見直しが検討課題となっている。
また、対面診療を行わず遠隔診療だけで診療を完結する事は医師法違反になりうることが懸念されているため、法令の解釈や位置づけを明確にしてルールを整備する必要がある。