ドライブスルー型の薬局の一般的なメリット、デメリットを以下に記載します。設備の構造や面している道路の状況によっても多少の違いがあると思いますので、あくまで一般的なものとしてお考えください。
【メリット】
・ 複数の子連れの親の場合は、子供をそばに置いたまま投薬を受けることができるので、小児患者が多い場合は有効。
・ 風邪患者が多い医療機関や、時期に「感染防止」ためにドライブスルーを利用することが考えられる。
・ 他の人に「自分の存在や薬剤の内容など」を他人に知られたくない患者へのプライバシーの配慮。一対一で話が出来るので、色々気にすることがない。
・ いちいち車を降りなくてもすぐ薬をもらえる。また寒い時や雪(吹雪)、雨の時には、外に出なくても良いので便利。
・ 車であれば、自分の好きな温度で待つことが出来る(薬局の冷房が効きすぎや暖房が暑すぎなどをイヤがる患者の場合)
【デメリット】
・ 急に処方せんを持参しても、対応が遅いことがある。スムーズな受け取りの為には事前にファックスしなければいけない。処方せんをファックスできない医療機関からだと、ドライブスルーを利用できない。
・ ドライブスルー専用窓口と、そのスペースやOA機器の整備などに資金が掛かる。
・ 広めの屋根や車の幅に合わせた停車スペースを確保しなければいけない。
・ 設備にもよるが、大型な車や左ハンドルの車だと入れなかったり、受け取りづらかったりする。
・ 設備にもよるが、雨、雪の場合は薬袋や領収書が濡れてしまうこともある。
・ 患者と確実に一対一となるので投薬時間が掛かる。