レセコンや電子薬歴などの備品を購入するかリース契約するかで迷っています。リース契約のメリットとデメリットを教えてください。
2010-04-01 00:00:00
【リース契約のメリット】
(1)購入資金が不要なので銀行借入れ枠や自己資金を他に使用できるとともに、担保も不要ですので、担保枠がない場合でも利用できます。
(2)減価償却計算や、償却資産に係る固定資産税の申告、保険の付保等の固定資産管理コスト、メンテナンス料が軽減でき、事務処理が合理化できます。
(3)リース料はリース期間中一定で、全額経費処理できます。
(4)リース期間は法定耐用年数より短く設定できるため、購入に比べて早期の償却ができます。(法定耐用年数10年未満であればその概ね7割相当がリース期間になるといえます。)
【リース契約のデメリット】
(1)物件の所有権がリース会社にあるため、残存価値はリース会社に帰属します。
(2)中途解約の場合、未経過リース料の支払および、損害金の負担が生じます。
(3)リース契約終了後も物件を使用する場合、以後1年間ごとに1か月分のリース料を支払わねばなりません。
(4)通常の保守管理義務が生じます。
資金に問題がなければ、買取が有利な場合が多いようです。