働きやすい薬局・認定薬局インタビュー

HMI-ES(薬局向け従業員満足度調査)2015年 認定薬局インタビュープライマリーファーマシー(神奈川県川崎市)
神奈川県川崎市で2店舗を展開しているプライマリーファーマシー。経営者の山村社長は(一社)保険薬局経営者連合会の会長でもあります。
先日実施したHMI-ES(従業員満足度調査)で、総合満足度とロイヤルティ(帰属意識)とも非常に高いスコアが出て「働きやすい薬局」の最高評価を取得。実際にスタッフの定着率も高く、かかりつけ薬局として地域での存在感を高めています。
今回は、一体感ある薬局作りを実践している秘訣を山村社長とスタッフの方々にお聞きしました。
インタビュアー 佐藤健太
のびのびと患者さんと接することができる環境なので、
働けてよかったと感じています。

佐藤ここからは、薬剤師の水野さんにお話をお聞きします。水野さん、これまでの略歴を教えていただけますか?
水野私は食品会社の医薬品部門の研究室勤務、ドラッグストア勤務を経て、調剤をやりたくて、新規オープンのタイミングでこの薬局に就職しました。ここに勤務してから16年になりますが、ここではまだ中堅です(笑)。
佐藤16年間は長いですね?ひとつの会社で長く働き続けられたのはなぜですか?
水野色々な職場を経験すると、ここの働きやすさがよくわかってくるというか…何かあればすぐに社長に聞いてもらえる環境であることが理由でしょうか。
佐藤これから薬剤師になる学生に、この薬局を薦めるとしたらどう紹介しますか?
水野患者さんにフレンドリーに接することができる薬局です。調剤報酬ありきではなく、患者さんのためになることであれば、どんどんやって良いのです。それが社長の考えでもあるので、そういう気持ちがあれば働きやすいと思います。
佐藤何か判断を迫られたとき、患者さんの利益を何よりも優先することを大切にしているのです。サービス業の基本ですから。
水野確かに報酬ではなく、患者さんをみて働こうと共感できる方であればピッタリの職場ですね。
ところで、水野さんは薬剤師以外のスタッフとのコミュニケーションについて普段から意識していることはありますか?
水野わかりやすい言葉で話す、質問するようにしています。また、何が目的かを明確にすることも心がけています。事務と薬剤師は、職域でいえばハッキリ分かれていますが、お互いチームとしてやっています。だから、指示ではなくお願いするという意識で接しています。
佐藤なるほど、現場でも社長とスタッフの関係と同じような企業文化があるのですね。
HMI-ESの結果にも出ているのですが、みなさんが「この薬局で働けてよかった」と感じているように思います。水野さんはいかがですか?
水野のびのびと患者さんと接することができる環境なので、働けてよかったと感じています。人員の配置も、常にお互いをフォローできる体制になっています。
佐藤「休日の取りやすさ」についても貴社の強みとして挙がっていますが、プライベートと仕事のバランスについてはいかがですか?
水野お互いさまの気持ちがあるので、調整はしやすいですね。

神奈川県川崎市宮前区宮前平2丁目15-2
東急田園都市線 宮前平駅より徒歩1分
山村社長、水野さん(薬剤師)、山下さん(アシスタント)