病院機能を再構築したのですが、効果的にPRするためのポイントはありますか?
2015-02-20 00:00:00
再構築した病院の位置づけを発信すべき相手は、ステークホルダ
(地域住民や地域の医療機関、学校機関、取引業者など)です。
地域住民に対しては、健康教室や催しを企画することで病院へ足を
運んでもらう機会をつくり、新たな病院の姿を理解してもらうことが
重要です。
地域の医療機関に対しては、院長や事務長が自ら積極的に、近隣の
医療機関を訪問し、今後の目指すべき方向性を具体的に説明することが
重要です。その際、自院に都合のよいことばかりを話すのではなく、相手の
メリットにも言及すると良いでしょう。地域としての最適化を考える上での
共存関係、win-winの関係を明確に説明できるようにします。
学校は、人材を紹介してくれる重要な機関であるため、どのような機能を
強化したのか、具体的にPRすることが重要です。教育体制なども併せて
構築していれば、就職してもらった場合のメリットを伝えるようにしましょう。
進路について学生から相談された場合、貴院の新しい機能をPRしてもらえ
れば、優秀な人材が集まる可能性が高いと思います。
取引業者は、貴院だけでなく多くの医療施設を担当しているはずです。
面談の際に情報を伝えておけば、他の病院に訪問した際にPRしてくれる
ことも多いです。情報を広げたい場合は、有効な手段のひとつです。