建て替えに伴う事業計画策定から多方面に広がる支援の連鎖

宮城県内某市、開業50年以上になる、とある医療法人。その歴史の長さからも推測されるとおり、地域に深く根ざした精神科病院である。三代目理事長に就任された院長に、コンサルティングを依頼した経緯と現在の取り組みについてお聞きした。

近場のコンサルを希望

若くして理事長に就任された院長。当面の課題は老朽化した病棟の建て替えだったという。
「病院の建て替えは先代からの課題でした。しかし、その実現には、経営診断や行政への補助金申請など、専門家からのアドバイスを頂く必要がありました。設計会社さんに相談したところ、関東のコンサル会社か近場である仙台のコンサル会社か、どちらがよいかを尋ねられ、迷わず近場の会社をお願いしました。それが医療経営研究所さんだったのです。」

第三者による事業計画策定と土地勘に基づく定性・定量分析

建て替え計画は、当事者だけでは良いもの、大きいものになりがち。第三者の目で冷静に資金計画を作成し、現実的な内容に留める必要がある。
「地元に近い仙台の会社ということで状況を良く理解してもらっており、経営診断に反映して頂きました。」
地元近くという土地勘を活かし、定性・定量情報を収集、診療圏分析を行った。
結果、地域ニーズと新病院としての機能がマッチした提案したことが評価された形だ。

現在進行形での関わり、建て替えのその先は

建物というハードの整備が終了し、次はソフト面の整備。そもそも意欲的な職員が多い病院であり、その取り組みも順調に推移。しかし、その取りかかりであり、当社も策定支援をさせて頂いた“中期経営計画”の実行においては、現場管理者とのすれ違いからスタートしたという経緯がある。
この状況に、現場管理者を含めた経営計画実行委員会を定期的に開くことで、院長は現場の声に耳を傾けた。その結果、職員の気持ちに変化が生じ、今は以前にも増して自ら考えて行動するようになっている。

「職員との関わりが改善したことは、特に良かったですね。」 と院長も手ごたえを感じる。

実は、病院の新ロゴマークを提案したのも当社。
院長の考えを手掛かりに、その控え目ながら誠実な人柄とマッチした図案を提案。 「シンプルな良いものができました。」 と先生も満足された様子。 現在は、院内システムの整備や、新病院パンフレット・入院案内作成など、様々な分野を提案し支援させて頂いている。 「今後ともよろしくお願いします。」 との言葉は、当社にとって何にも代えがたい報酬である。