電子カルテ普及計画の目標と方針、標準型電子カルテ導入版の普及支援(厚労省)
2026/09/14
厚労省は9月10日、健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループを開催し、9月9日の厚生労働省ヘルスケアAX・DX推進本部において決定した「電子カルテ普及計画」の内容を確認した。
【2030年に向け電子カルテ普及計画を決定】 電子カルテ普及計画では、電子カルテ情報共有サービス等の医療DXサービスに対応する電子カルテの普及を進める。電子カルテは、医療機関の基幹業務システムであるのみならず、①患者に質の高い医療を提供するための情報連携基盤であり、同時に、②創薬や医療機器開発を含む、様々なライフサイエンスの基礎データを創出する情報基盤としての役割を持つ点を強調した。
【電子カルテ普及計画の目標と方針】
目標1:2028年度までに、電子カルテ未導入の200床以上の病院(療養病床等が中心の病院を除く。)について電子カルテ普及率100%を目指す。
目標2:2030年までに、①電子カルテ普及率約100%、②地域の拠点病院のサイバーセキュリティ対策100%、③大病院向けクラウドネイティブ型製品の提供 を目指す。
方針:医療機関のシステムのクラウドネイティブ化を集中的に実施。大病院向けと中小病院・医科診療所向けの施策に区分する。
【標準型電子カルテ導入版を開発、普及を支援】 標準型電子カルテについて、医療DXサービスの利用を可能とする「導入版」の開発を進める。紙カルテでも導入が対応でき、ITに不慣れな医療機関でも利用しやすいシンプルな操作性を目指し、2026年度中の完成を予定している。

