OTC類似薬の一部保険外療養の制度化に向け、対象外の患者・療養を審議(厚労省)
2026/07/27
厚労省は7月22日、OTC類似薬の保険給付の見直しの実施に向けた技術的検討会を開催し、一部保険外療養とする対象候補の77成分における医療用医薬品とOTC医薬品の効能・効果の違いを踏まえ、別途の負担を求めない者・求めない療養の範囲について審議した。NDBデータや既存の診療報酬の期間を参考にしつつ、さらに整理を進めて対象外の範囲を明確化していくとした。
【対象医薬品の効能・効果の違い】 対象医薬品は、OTC医薬品と同一成分・同一投与経路・同一用量であっても、医療用医薬品にのみ承認されている効能・効果で使用する場合は、一部保険外療養の対象外とする方向で検討する。
【医学的必要性を考慮】 OTCでは対応できない疾患や症状、医療用医薬品としての使用が医学的に必要と判断される場合は、保険給付を維持する考え方を整理し、制度と医療上の必要性との両立を図る。
【別途の負担を求めない者】 子ども、難病患者、がん患者など、継続的な治療や医学的配慮が必要な患者については、特別の料金を徴収しない対象とする方向で具体的な範囲を検討する。
【別途の負担を求めない療養】 救急医療や入院中の治療など、セルフメディケーションへの置き換えが適当でない療養については、一部保険外療養の対象外とする考え方を整理する。

