笹森 昭三Shozo Sasamori ヘルスケア情報専任者

誕生日/1976年1月3日

血液型/B型

主な資格

ファイナンシャル プランナー「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」
平成16年5月に2級FP技能士、平成22年11月に1級FP技能士の資格を取得
執筆・講演・相談・分析のノウハウをもとに金融機関向け教育機関が発刊する医療・介護系情報の執筆や校閲、監修を担当

Message

経営資源として価値を増してきた「情報」。様々な制度改正等が経営に大きなインパクトを与えるようになってきました。ヘルスケア情報専任者として、改正点等の事実・結果はもちろんのこと、それによってどんな影響がもたらされるか、逸早くその対応策を示唆しています。
どんな情報にも、結果や決定事項の裏側に背景や原因があるため、「情報の本質を見出して情報に価値を与える」ことを心掛けています。

ヘルスケア情報最前線(91)〜猛暑により心配される「キョウイク」と「キョウヨウ」~

2018.07.19
全国各地で猛暑に見舞われています。みなさま、体調管理はいかがでしょうか?

特に、西日本豪雨の被災地におかれましては、猛暑が復旧活動の妨げになっていることと思いますが、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。


さて、猛暑により心配される「キョウイク」と「キョウヨウ」とは、高齢者の活動です。「いつも来ている○○さんが最近来ていない!?」なんてありませんか?

「キョウイク」とは「教育」ではなく、「キョウヨウ」とは「教養」ではありません。

「キョウイク」は『きょう行く所がある』、「キョウヨウ」は『きょうは用事がある』―という意味だそうです(参照情報:タニタヘルスリンク 管理栄養士・健康運動指導士 龍口知子さんのインタビュー記事より)。


高齢者の多くは、この猛暑で外出を控えたり、なるべく外出の用事を入れないようにする方も少なくありません。「熱中症予防」の観点では正しい選択です。

しかしながら「フレイル予防」の観点では、負のスパイラル【外出を控える→おなかが減らないから食べる量が減る→低栄養状態になる→体力が落ちて外出できない→家に閉じこもる→筋力が衰える→一人で外出できない→寝たきりとなる】に陥ります。


この対策としては、夕方や日没後の散歩は足元がみえず転倒のリスクもあるので、気温が上がる前の早朝に散歩したり(東京五輪のマラソンも7時半スタートになりましたし)、あるいは健康センターなどのプールに通ったり、地下道の多い都心では直射日光を避けた涼しい経路で買い物をしたり等々、各人のライフスタイルに合わせて外出の機会をつくるしかありません。

最近、来院・来局しない高齢の患者さんがいれば、体調や服薬状況を電話で確認しつつ、「熱中症予防」と「フレイル予防」の双方からアドバイスしていくことで、かかりつけ医&薬剤師の役割を果たせるのではないでしょうか。


(参考)フレイル関連の記事
◆ヘルスケア情報最前線(89)〜メタボ対策からフレイル対策へのシフトチェンジ~
https://www.iryoken.co.jp/consultant/blog/detail/?id=10&blog=1202

◆介護実録、古今東西 ~高齢者を取り巻くサポート体制の充実に感謝~
https://www.iryoken.co.jp/consultant/blog/detail/?id=10&blog=1194


ヘルスケア情報専任者  笹森 昭三
(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)