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現在、私は有床診療所の院長をしており、当院は現在19床を抱えております。これから有床診療所の規制が病院と同等に近い規制に変わるとの新聞報道がされました。 当院の経営は更に厳しくなる可能性があります。そこで、当院では病床を全て閉鎖、若しくは入院スペースを利用して介護事業を取り組みたいと考えていますが、現時点で何ができるか教えてください。
2005-06-10 00:00:00
有床診療所の病床を利用しての介護事業に取り組む方法はいくつかあります。施設サービス、通所系サービス、訪問系サービスなど幾つかの方法が考えられます。
施設系サービスであれば、19床を療養型病床に転換して、介護療養型医療施設として介護保険の適用を受ける方法があります。また、短期入所療養介護を実施することも可能です。
しかし、療養型病床に転換するには各都道府県の許可が必要となり、事前に担当部局に相談する必要があります。その際に、改築工事と病床の削減を求められることがあります。
通所系サービスであれば、通所リハビリテーション(デイ・ケア)と通所介護(デイサービス)の二つとなります。ここ数年にわたりクリニックに併設して、デイサービスやデイケアを行っているケースが見受けられます。
通所系サービスは、施設基準を満たすだけの充分な広さと設備が必要になります。また、介護サービス専用の別の入口を設ける必要もあります。現在の施設の状況に照らし合わせて検討する必要があります。施設基準の詳細については、弊社若しくは各都道府県にお問い合わせください。
介護サービスの中で、もっとも事業を始めやすいのは、訪問系サービスです。訪問介護(ホームヘルプサービス)、訪問看護、訪問リハビリテーションなどがそれに当たります。介護サービス専用の事務所を併設し、実際に訪問するスタッフを配置して、施設基準を満たす設備を設けることで、最も小さい初期投資でスタートすることができます。
一方、医療機関が訪問系サービスを実施するということは、在宅医療の一環の中で取り組むということを意味します。よって、積極的に在宅医療を実施し、介護との相乗効果を狙うことが重要でしょう。
最後に、グループホームとケアハウスについては、利用者の生活の場として位置づけられており、有床診療所を改築して取り組むべき事業としては厳しいと思われます。既にグループホームについては、全国的に定員数が計画を超えており、新設することは自治体も消極的でしょう。
今後は、現在の有床診療所の施設状況と各介護サービスの施設基準と個別に照らし合わせて、その施設基準を満たすことができるか検討することから始めるとよいでしょう。施設基準については、弊社若しくは各都道府県にお問い合わせ頂くことが可能です。
施設系サービスであれば、19床を療養型病床に転換して、介護療養型医療施設として介護保険の適用を受ける方法があります。また、短期入所療養介護を実施することも可能です。
しかし、療養型病床に転換するには各都道府県の許可が必要となり、事前に担当部局に相談する必要があります。その際に、改築工事と病床の削減を求められることがあります。
通所系サービスであれば、通所リハビリテーション(デイ・ケア)と通所介護(デイサービス)の二つとなります。ここ数年にわたりクリニックに併設して、デイサービスやデイケアを行っているケースが見受けられます。
通所系サービスは、施設基準を満たすだけの充分な広さと設備が必要になります。また、介護サービス専用の別の入口を設ける必要もあります。現在の施設の状況に照らし合わせて検討する必要があります。施設基準の詳細については、弊社若しくは各都道府県にお問い合わせください。
介護サービスの中で、もっとも事業を始めやすいのは、訪問系サービスです。訪問介護(ホームヘルプサービス)、訪問看護、訪問リハビリテーションなどがそれに当たります。介護サービス専用の事務所を併設し、実際に訪問するスタッフを配置して、施設基準を満たす設備を設けることで、最も小さい初期投資でスタートすることができます。
一方、医療機関が訪問系サービスを実施するということは、在宅医療の一環の中で取り組むということを意味します。よって、積極的に在宅医療を実施し、介護との相乗効果を狙うことが重要でしょう。
最後に、グループホームとケアハウスについては、利用者の生活の場として位置づけられており、有床診療所を改築して取り組むべき事業としては厳しいと思われます。既にグループホームについては、全国的に定員数が計画を超えており、新設することは自治体も消極的でしょう。
今後は、現在の有床診療所の施設状況と各介護サービスの施設基準と個別に照らし合わせて、その施設基準を満たすことができるか検討することから始めるとよいでしょう。施設基準については、弊社若しくは各都道府県にお問い合わせ頂くことが可能です。

