特定高齢者とは何ですか
2006-01-20 00:00:00
特定高齢者とは、老人保健事業において、基本チェックリストや理学的検診などを経て健診担当医の総合判断に基づいて選定された高齢者を指します。特定高齢者として決定された方は、地域包括支援センターにおいて、本人の意向や生活環境等も踏まえ、介護予防ケアプランを作成され、介護予防ケアマネジメントが実施されます。
特定高齢者の対象者を把握するルートは、地域包括支援センターが、基本チェックリストを使い、?予防健診、?主治医、民生委員、高齢者福祉センターなどからの連絡、?保健師の訪問活動、?要介護認定の非該当者、などが挙げられています。
具体的には基本チェックリストをもとに、以下の(1)から(4)のいずれかに該当するものを特定高齢者として選定します。
(1) うつ予防・支援関係の項目を除く1から20までの項目のうち12項目以上該当する者
(2) 運動器の機能向上5項目全て該当する者
(3) 栄養改善2項目全て該当する者
(4) 口腔機能の向上3項目全て該当する者
基本チェックリストの詳しい項目については、全国介護保険・老人保険事業担当課長会議資料(平成17年12月19日)の資料を参照ください。