最近になって、介護予防という言葉を最近耳にしますが、本当に有効なのでしょうか。また、取組み状況について教えてください。
2005-05-13 00:00:00
介護予防については、厚労省がモデル事業として取組んでいました。介護予防のモデル事業として実施したのは、(1)筋力向上、(2)栄養改善、(3)口腔ケア、(4)閉じこもり予防、(5)フットケアの5つのプログラムとなっています。モデル事業に参加した69市町村にのうち48市町村を対象に厚労省が分析を行なった結果、(1)筋力向上は43.9%、(2)栄養改善52.6%、(3)口腔ケア34.3%、(4)閉じこもり予防36.3%という状況で、これに「維持」を加えると、いずれも8〜9割改善しています。
このように、殆どのプログラムで要介護度一次判定では有効な結果となっています。4月以降は、事業所ごと根拠に基づいた予防介護が行われています。