私どもの病院は、療養病床があり、どの形態に移行するか現在検討中です。
転換先の一つである、新型老健について詳しく教えて下さい。
2007-10-26 00:00:00
厚労省は、平成19年10月12日の社会保障審議会介護保険給付費分科会で、療養病床からの転換先として新しい介護報酬上の施設類型「(仮称)医療機能強化型老健」を創設するのではなく、既存の老健施設サービス費への加算として評価する方針を固めています。
加算は、療養病床から転換した老健のみ取得可能となります。
また、現在「(仮称)医療強化型老健」としている施設名称の正式名称は、各種機関からの反対が多いことから、当面は「介護療養病床から転換した老人保健施設(転換型老健)」と呼称し、来年1月までに正式名称を決定するとしています。
転換型老健へ移行を考える医療機関は、報酬等が示されなければ、転換した場合の経営シミュレーションを行うことができず対応できません。その為、転換型老健の介護報酬改定を1年前倒しし、08年4月から実施する予定でいます。
その他、入所者像等詳細については、今後の分科会において確定されていきます。