平成18年介護保険制度改正に伴い、「要支援1・2」や「要介護1」の方は、特殊寝台などの福祉用具貸与が保険給付対象外になりましたが、それによりどのような影響があったのでしょうか。
2007-08-31 00:00:00
厚生労働省は、「2006年度介護給付費実態調査結果の概況」において、福祉用具貸与件数などを発表(8月23日)しています。
福祉用具貸与件数は、前年度比8.0%減の3,771万5,900件でした。
主な内訳では車椅子の貸与件数は491万6,900件(前年度比1.5%減)であり、特殊寝台が689万3,600件(16.6%減)となっています。
厚生労働省は、初めて平成18年度に受給者数が減少した要因の一つとして、軽度者に福祉用具貸与を制限したことが影響していると分析しています。